導波管

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(4) 電波の進行方向:右ネジの法則

電波が導波管内を進行する場合は、発生電界と磁界及びその伝播方向の関係には、ある特定の関係で伝播する。これを図10.3.6 により説明する。
これは発生電界方向(実線)を基準にし、磁界の発生方向(点線)に回転矢印をイメージし、その回転方向に右ネジを回転させてネジが進行してゆく方向が(図では左⇒斜め右に)電波の伝播方向となる。これを電波進行方向の「右ネジの法則」と称している。
後述するパワーモニタの方向性結合器の入射波と反射波の分別は、この法則が生かされていることになる。

図10.3.6 右ネジの法則
図10.3.6 右ネジの法則

(5) 管内波長λg

方形導波管の基本モードの伝送は、一定寸法の導波管内を進行する電波の周波数即ち波長によって、管内を伝播しうるのに必要な入射角が変化して決まってくる。即ち、導波管の両側壁(短辺)に反射した二つの波が合成した波が導波管の管軸に沿って現れるが、導波管の長辺の長さを「a」として、これを利用した管内波長λgの算出式を図10.3.7 、図10.3.8 を利用して導いてみる。

入射波の波長は自由空間波長と同様で図中のλoの間隔である。導波管内の波長即ち管内波長λgは導波管の管軸上の正の波面から次の正の波面までの距離となり、λοとλgの関係は(10.3.4)式の通りとなる。

図10.3.7 管内波長の計算図
図10.3.7 管内波長の計算図
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