マイクロ波管

前のページへ戻る このカテゴリーのトップへ 次のページへ進む
図8.1.1 各種マイクロ波管の外観と概略仕様
図8.1.1 各種マイクロ波管の外観と概略仕様

クライストロン、ジャイロトロン、進行波管などは民生用としては拡販できることは殆ど無く、主な得意は公的な研究機関となる。例えば、クライストロンであれば「高エネルギー加速器研究機構(KEK)」、「日本原子力研究開発機構」(2005-10;日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構とが統合し発足)、高輝度光科学研究センター(SPring8。兵庫県西播磨)や通信衛星用などと言われている。

尚、参考までに主なCWマグネトロン、クライストロンの仕様を第二部・付録2.に纏めている。

8.2 マグネトロン

8.2.1 マグネトロンの構造

マイクロ波加熱に最も利用されているマイクロ波管はCW(連続波)マグネトロンで、陽極(アノード)と陰極(カソード)からなる二極真空菅である。図8.2.1 に発振出力1.5kW及び5kWクラスのCWマグネトロン及びパルスマグネトロンの外観及び概略仕様を示す。


2M164(CWマグネトロン)
・発振出力:1.5kW
・発振周波数:2450±30MHz
・冷却方式:強制空冷

2M68(CWマグネトロン)
・発振出力:5kW
・発振周波数:2450±30MHz
・冷却方式:水冷式。3リットル/分

5M80(パルスマグネトロン)
・パルス率:0.001
・発振出力:300kW(ピーク)
・発振出力:300W(平均)
・発振周波数:5250〜5400MHz
・冷却方式:強制空冷
図8.2.1 マグネトロンの外観と概略仕様
前のページへ戻る このカテゴリーのトップへ 次のページへ進む