電波とマイクロ波とISMバンド

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2.電波とマイクロ波及びISMバンド

2.1 電波の分類

表2.1.1 に一般に用いられている電波の分類と主な用途を示している。文献・資料によって電波の名称やその周波数帯域幅が微妙に変化していることがあるが、電波法などで特に規程されているわけでは無いので、何れが正しい或いは間違っているとは言えず、概略こういうものであると理解していただきたい。

周波数帯域 波長(m) 名称 主な用途 電磁波加熱分類
3〜30kHz 105〜104 VLF 超長波 無線航行用オメガ 高周波誘導加熱
30〜300kHz 104〜103 LF 長波 航法用ビーコン
300〜3000kHz 103〜102 MF 中波 AM放送
3〜30MHz 102〜10 HF 短波 放送、遠洋漁業通信 高周波誘電加熱
30〜300MHz 10〜1 VHF 超短波 タクシー無線、TV放送
300〜3000MHz 1〜10-1 UHF 極超短波 TV放送、短距離通信 マイクロ波加熱
3〜30GHz 10-1〜10-2 SHF マイクロ波 レ−ダ、宇宙通信
30〜300GHz 10-2〜10-3 EHF ミリ波 レーダ、衛星間通信
300〜3000GHz 10-3〜10-4 サブミリ波 計測、電波望遠鏡

V:very,L:low,M:middle,H:high,U:ultra,S:super,E:extremely,F:frequency

表2.1.1 電波の種類と主な用途

尚、電波の周波数帯域をアルファベットにより表記することもあり、次頁の表2.1.2 にその内容を示している。これらの表記は通信分野において利用されることが多く、あまり一般的とは言えないかもしれない。

我々が利用しているマイクロ波加熱用の2.45GHzは「Lsバンド」であり、915MHzについては周波数範囲から若干外れるが「Lバンド」と称している。

文字 周波数範囲(GHz) 文字 周波数範囲(GHz)
1.00〜1.88 8.20〜12.40
Ls 1.50〜2.80 Ku 12.40〜18.00
2.35〜4.175 16.00〜28.00
3.60〜7.45 Ks 26.00〜40.0
Xb 6.00〜10.65 33.00〜50.0
表2.1.2 アルファベット文字による周波数帯の呼称
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